私はたまに100年後やそれ以降の未来を想像することがある。
経済がどうとか国際問題や政治など難しいことは考えない。
ただ、医療がどれくらい発達しているのか興味がある。
今も原因不明の疾患や完治までの道が険しい病もある。
軽度なものから重度なものまであらゆる病気がある。
そんな病気が未来にはどのような扱いになっているのか気になる。
私は癌で死ぬことはほぼない世の中になっているかもしれないと想像したりする。
白血病は風邪みたいな扱いになってたり、悪性腫瘍なんかも10日あれば完治みたいになってたり。
教科書なんかには『100年以上前は癌で亡くなる方もいました』なんて書いてあって、みんなびっくりしてる。
癌だけでなく、ほとんどの病はすぐに完治するようになり、人間が亡くなる理由は自ら命を絶つか老衰になる。
平均寿命はどれくらいなのだろうか。
病気になってもQOLが下がることがほぼなくなったりしたら、病気を過度に恐れることもないだろう。
また、幼い子どもが病気で辛い思いをしたり、命を落とすことが滅多にない世界になるかもしれない。
みんな、長生きができる。
空を見上げると、ころんとした三日月。
今、この瞬間に生きることを選択し、病と向き合ってる人がいる。
また、自ら命を絶とうとしてる人もいる。
相容れない思いではある。
未来では双方ともに助かる率が今より高いだろう。
しかし、命が助かるだけでなく、双方ともに安心して生きていける社会であり、未来に希望がもてる社会であってほしい。